ブログのきっかけ 出会いと別れ
- 2017/01/30
- 15:36
ブログを始めたきっかけは、ひとつの小さな命との出会いと別れでした。
始まりはいつもの行きつけのペットショップ。
私のお目当ての爬虫類コーナーには1匹のカエルさんと、2匹のレオパ、そして下半身が不自由なフトアゴちゃんがいました。
このフトアゴちゃん、下半身が不自由ということで9月に入荷されてからずっと販売はされていませんでした。
以前店員さんに『年が明けたら値段を下げて販売する予定です』と、言われていたのでずっと気になっていたのですが、この日ついに動きがありました。
【里親募集】の文字。
旦那さまと相談し(というか、もうほとんど気持ちは決まってた)、店員さんに話しを聞いてみることに。
・入荷されたときから骨が変形していてピンセット給餌
・現在フトアゴフード(緑のみ)を1日5粒程度、たまにコオロギ
など、簡単な現在の飼育説明を受けました。
その後、抱っこさせてもらうことに。
あまりの小ささ、細さにビックリ。
おそらくクル病かな?下半身どころか首から下の骨は変形しまくっていました。
うちに来ても、どれだけ生きれるかはわからない。
でも、1日でも長く生きてほしい。
少しでも美味しいものを食べて元気でいてほしい。
そう思い、店員さんに里親になりたい旨を伝えました。
『いつも来てもらって、話しもして設備もきちんとあると知っているので、安心して渡せます。
連れて帰りますか?』
と、快く言ってくれました。
店員さんがフトアゴちゃんの準備をしてくれている間に、カイロを購入。
簡易パック詰めされたフトアゴちゃんと共に車へ乗り込みました。
この日は寒かったけど、暖房ガンガンに効かせて。
車の中は日差しでポカポカでした。
その後フトアゴちゃんを旦那さまに見てもらってる間にスーパーへ寄り、買い物して車へ戻ると…
ダッシュボードにいた!
旦那さまがフトアゴちゃんに人生初めての日光浴をさせてくれてました。
そして、車の中は人間的には真夏のようでした。
車の中で名前も決めてあげました。
ショップでは『ヒョロ松』と呼ばれていたそう。
でも、ショップで見せてもらった感じ女の子っぽかったので、もうちょっと女の子っぽい名前にしようということに。
マツ…うーん、松っぽくはない…
松竹梅で言ったら梅でもいいよね、背中が赤みがかってるし
との旦那さまの助言で、名前は『梅』に決まりました。
帰宅後、お尻にウンチがカピカピのまんまだったのでサッと綺麗にしてあげてケージへ。

目のパッチリした美人さんです。

この2枚の写真が梅ちゃんの生前最後の写真となってしまいました。
何があったかなんか分からない。
たまに、かろうじて動く手をパタパタと動かしていたと思ったら。
口からニュルっと緑の物体が。
吐き戻し。
恐らく、ショップで食べたフード。
爬虫類の吐き戻しはマズイことだというのはもちろん知ってる。
大丈夫かな、と口の端についたフードを綿棒で取ってあげていたら…
今度は動かないであろう足をピクピクさせてウンチ。
それから、2、3度大きく呼吸をして動かなくなってしまいました。
始めは、
『息、ちゃんとしてるのかな?』
だなんて様子見していたけど、
冷たくなっていく体、頭の色や口内の色の変化を見ているうちにだんだんと確信に。
あっというま。
梅ちゃんが我が家に来て数時間。
あっというまの出来事だった。
とりあえず頭の中が真っ白で。
なんでだろって。
寒い中お迎えしたからかな、とか
スーパー寄ったからかな、とか
あのままショップにいたらもう少し生きられたのかな、とか
色んなことをグルグルグルグル考えて、泣いて。
旦那さまは
『もともと体が弱かった子だから仕方ないよ。
うちにいても、どれだけ生きられたかも分からなかったんだし。
せっかくうちに来てくれた子だから。
あんまり泣いてたらこの子も天国に行けないよ』
と、言ってくれました。
踏ん切りはつかなかったけど、供養はきちんとしてあげたくて色々探しました。
火葬業者にも電話かけたり、土葬についても調べました。
そして私が選んだのは土葬でした。
賛否両論あるでしょうが
火葬は、梅ちゃんの体があまりにも小さく骨が拾えないかもしれないのでやめました。
爬虫類は特に土壌問題に発展する、ともネットに書かれていたし、なによりうちはコンクリ打ちなので土の庭がない。
なので、土葬でもプランター葬にすることにしました。
死後の体を載せるのは少し迷ったけれど…
梅ちゃんの写真はあと1枚しかないから載せさせてください。
見たくない方はスルーしてくださいね。

次の日、梅ちゃんを埋葬してあげました。
ただ埋めるだけだと悲しいばかりだから…
いや、悲しいばっかりだけどね。
梅ちゃんの梅。
梅の花の梅。
梅ちゃんの背中の色と同じ、赤い色の梅の木を一緒に植えました。
たった数時間のできごと。
たった3枚の写真。
忘れたくなくても、忘れるつもりはなくても、
人間の記憶は薄れていくもので。
我が子の事なので忘れはしませんが…
梅ちゃんのことを少しでも何かに残したくて
ブログを始めました。
すごーく長くなってしまいましたが、ブログを始めようと思った経緯です。
梅ちゃんのおかげで命の大切さ
生き物を飼育するということ
大事なことを再確認できました。
梅ちゃんはお空に逝ってしまいましたが、
またうちに帰ってきてくれると信じています。
梅ちゃん、うちの子になってくれてありがとう。
梅ちゃんの梅の木、大事に育てるね。

毎日の生活に追われていましたが、梅に出会えて
記録に残すということの大事さを学びました。
これからどれだけ更新できるかわかりませんが、
写真に残すだけでなく文章でも
かわいい我が子たちの成長を綴っていけたらなと思います。
始まりはいつもの行きつけのペットショップ。
私のお目当ての爬虫類コーナーには1匹のカエルさんと、2匹のレオパ、そして下半身が不自由なフトアゴちゃんがいました。
このフトアゴちゃん、下半身が不自由ということで9月に入荷されてからずっと販売はされていませんでした。
以前店員さんに『年が明けたら値段を下げて販売する予定です』と、言われていたのでずっと気になっていたのですが、この日ついに動きがありました。
【里親募集】の文字。
旦那さまと相談し(というか、もうほとんど気持ちは決まってた)、店員さんに話しを聞いてみることに。
・入荷されたときから骨が変形していてピンセット給餌
・現在フトアゴフード(緑のみ)を1日5粒程度、たまにコオロギ
など、簡単な現在の飼育説明を受けました。
その後、抱っこさせてもらうことに。
あまりの小ささ、細さにビックリ。
おそらくクル病かな?下半身どころか首から下の骨は変形しまくっていました。
うちに来ても、どれだけ生きれるかはわからない。
でも、1日でも長く生きてほしい。
少しでも美味しいものを食べて元気でいてほしい。
そう思い、店員さんに里親になりたい旨を伝えました。
『いつも来てもらって、話しもして設備もきちんとあると知っているので、安心して渡せます。
連れて帰りますか?』
と、快く言ってくれました。
店員さんがフトアゴちゃんの準備をしてくれている間に、カイロを購入。
簡易パック詰めされたフトアゴちゃんと共に車へ乗り込みました。
この日は寒かったけど、暖房ガンガンに効かせて。
車の中は日差しでポカポカでした。
その後フトアゴちゃんを旦那さまに見てもらってる間にスーパーへ寄り、買い物して車へ戻ると…
ダッシュボードにいた!
旦那さまがフトアゴちゃんに人生初めての日光浴をさせてくれてました。
そして、車の中は人間的には真夏のようでした。
車の中で名前も決めてあげました。
ショップでは『ヒョロ松』と呼ばれていたそう。
でも、ショップで見せてもらった感じ女の子っぽかったので、もうちょっと女の子っぽい名前にしようということに。
マツ…うーん、松っぽくはない…
松竹梅で言ったら梅でもいいよね、背中が赤みがかってるし
との旦那さまの助言で、名前は『梅』に決まりました。
帰宅後、お尻にウンチがカピカピのまんまだったのでサッと綺麗にしてあげてケージへ。

目のパッチリした美人さんです。

この2枚の写真が梅ちゃんの生前最後の写真となってしまいました。
何があったかなんか分からない。
たまに、かろうじて動く手をパタパタと動かしていたと思ったら。
口からニュルっと緑の物体が。
吐き戻し。
恐らく、ショップで食べたフード。
爬虫類の吐き戻しはマズイことだというのはもちろん知ってる。
大丈夫かな、と口の端についたフードを綿棒で取ってあげていたら…
今度は動かないであろう足をピクピクさせてウンチ。
それから、2、3度大きく呼吸をして動かなくなってしまいました。
始めは、
『息、ちゃんとしてるのかな?』
だなんて様子見していたけど、
冷たくなっていく体、頭の色や口内の色の変化を見ているうちにだんだんと確信に。
あっというま。
梅ちゃんが我が家に来て数時間。
あっというまの出来事だった。
とりあえず頭の中が真っ白で。
なんでだろって。
寒い中お迎えしたからかな、とか
スーパー寄ったからかな、とか
あのままショップにいたらもう少し生きられたのかな、とか
色んなことをグルグルグルグル考えて、泣いて。
旦那さまは
『もともと体が弱かった子だから仕方ないよ。
うちにいても、どれだけ生きられたかも分からなかったんだし。
せっかくうちに来てくれた子だから。
あんまり泣いてたらこの子も天国に行けないよ』
と、言ってくれました。
踏ん切りはつかなかったけど、供養はきちんとしてあげたくて色々探しました。
火葬業者にも電話かけたり、土葬についても調べました。
そして私が選んだのは土葬でした。
賛否両論あるでしょうが
火葬は、梅ちゃんの体があまりにも小さく骨が拾えないかもしれないのでやめました。
爬虫類は特に土壌問題に発展する、ともネットに書かれていたし、なによりうちはコンクリ打ちなので土の庭がない。
なので、土葬でもプランター葬にすることにしました。
死後の体を載せるのは少し迷ったけれど…
梅ちゃんの写真はあと1枚しかないから載せさせてください。
見たくない方はスルーしてくださいね。

次の日、梅ちゃんを埋葬してあげました。
ただ埋めるだけだと悲しいばかりだから…
いや、悲しいばっかりだけどね。
梅ちゃんの梅。
梅の花の梅。
梅ちゃんの背中の色と同じ、赤い色の梅の木を一緒に植えました。
たった数時間のできごと。
たった3枚の写真。
忘れたくなくても、忘れるつもりはなくても、
人間の記憶は薄れていくもので。
我が子の事なので忘れはしませんが…
梅ちゃんのことを少しでも何かに残したくて
ブログを始めました。
すごーく長くなってしまいましたが、ブログを始めようと思った経緯です。
梅ちゃんのおかげで命の大切さ
生き物を飼育するということ
大事なことを再確認できました。
梅ちゃんはお空に逝ってしまいましたが、
またうちに帰ってきてくれると信じています。
梅ちゃん、うちの子になってくれてありがとう。
梅ちゃんの梅の木、大事に育てるね。

毎日の生活に追われていましたが、梅に出会えて
記録に残すということの大事さを学びました。
これからどれだけ更新できるかわかりませんが、
写真に残すだけでなく文章でも
かわいい我が子たちの成長を綴っていけたらなと思います。
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